中学受験 国語 最難関
プロゲートの家庭教師で国語
大阪の家庭教師プロゲートでは、元浜学園の灘中コースのベテラン国語講師をはじめとする、大手進学塾での経験や実績のある国語講師を紹介派遣しています。
中学受験では算数が肝と言われていますが、それでも国語は平均点は採っておく必要があります。
また逆に算数が不得意で国語が得意ならば、国語で点数を獲得していくことも戦略として考えなければなりません。また国語が絶望的であれば、早急に国語を1からやり直しをしなければ、他の教科に影響が出てきます。
国語が集団塾で伸びづらい理由
国語が集団塾で伸び辛いのはなぜか?
国語というのは、生徒個々で着目している点や感じ方が違っており、同じ文章を読んでもまったく違う答えにたどり着くケースが多いにもかかわらず、集団塾の指導が一方通行だからです。
ここで集団塾の授業構成を見てみましょう。
① 問題を解かせる。
② 文章の背景を説明。
③ 文章の注目すべき点を説明。
④ だからこういう答えになります。
ほとんどの塾では、上記のような流れで授業が進みます。
さて、問題点に気付きましたでしょうか?
そうです。
進学塾での授業では、それぞれの生徒がどういう理由で間違ったところに着目してしまったかについてのチェックがありません。そうすると、自分の考えのどこが間違っているのかわからない。どうして自分の考え方ではダメなのか納得できない状態で授業が進んでいってしまいます。
家庭教師プロゲートによる国語対策の対象校
男子:灘・東大寺・洛南・西大和・甲陽・大阪星光・洛星
女子:神戸女学院・西大和・洛南・清風南海・四天王寺医志、英数Ⅱ・須磨学園B・高槻
その他の学校ももちろん対策指導可能です。
灘中学校の国語
灘中は国語も2日間に渡り入試があります。1日目が80点/40分、2日目が120点/70分となっています。合格者平均は130点前後です。少なくとも6割以上は取りたいところです。
1日目は、長文1問と知識問題。知識問題は、漢字・文法問題等が出題されますが比較的、点数は取りやすいと思います。特に外来語や時事的な新語については頻出になりますので、日頃から新聞等には目を通しておいた方が良。
2日目は、長文2問と詩1問になります。問題形式も記述中心になりますので、1日目と比べると点数を取りにくいかと思います。70分という試験時間と文章量から考えると、文章を読むスピードと内容理解の両方が必要になります。説明文や随筆分は、文章内に直結するポイントが書かれていますので、読みながらラインを引いて問題に入った際に、すぐに解答できるようにしましょう。ただし、記述問題は本文の内容を自分の言葉でまとめられるように練習しておく必要はあるかと思います。
東大寺学園中学校の国語
東大寺中の国語は、漢字・四字熟語などの小問と長文という構成です。
漢字などは、難易度はそこまで高い問題は出題されません。普段、塾で行っている漢字学習や、慣用句の学習をしっかりしておきましょう。
長文は、物語文・説明文からそれぞれ出題されます。
時間と文章量から考えると、いかにスピードを持って正確に読めるかがポイントになります。特に物語文は、比喩的表現や象徴表現に関する問題も出題されますし、主人公の感情を想像しながら読み進める必要がありますので、日頃から読みなれておく必要がります。
説明文は、文章内に解答に直結する内容などが書かれている事も多いので、逆説等の接続詞には特に注意して読み進める必要があります。
国語は、他の教科と比べると例年平均点が6割以上と高めですので、確実に点数を取っておく必要があります。
洛南高等学校付属中学校の国語
洛南の国語は、長文は小説・物語から1題、論説・説明文から1題になります。
文章量・問題量が多いのが洛南高等学校付属中学の国語の特徴で、試験時間から考えると問題文をいかに正確にスピードを持って読み進められるかがポイントになります。
また解答形式がほとんど記述形式というのも大きな特徴といえます。
50字以上の記述問題も頻出ですので、要点をまとめて文章化する練習を積んでおく必要があります。
漢字の書き取りや熟語などの知識問題に関しては、出題される漢字も難易度は決して高くありませんので、ここはしっかりと得点を重ねられるように漢字の問題集等を中心に練習しておきましょう。
西大和学園中学校の国語
西大和の国語は、大問4題構成です。長文読解2題、詩・短歌1題、作文1題になります。
大問4の作文は、西大和学園中学の国語の一番の特徴でもあり、出題パターンも決まっていません。
しかし100~150字で自分の意見をまとめる文章構成力が問われますので、日頃から記述対策と合わせて、練習をしておく必要があります。
要点をしっかり書き、結論をまとめる事に注意して書いていくことが重要です。
合格者平均点と受験者平均点にあまり差がないことからも、ミスを少なくすることが重要で特に長文読解の中で出題される漢字の書き取りや知識問題は得点として落とせない問題になりますので、しっかり対策を取っておきましょう。
詩については、他の長文のように文章を読む上でのテクニックは難しい部分がありますので、いかに問題量に触れているかで正答率が変わりますので、塾のテキストや詩を扱う他校の過去問なども解いて詩に触れておくことが重要になります。
甲陽学院中学校の国語
甲陽学院国語も2日間に渡り実施されています。
1日目が100点/55分、2日目も100点/50分となっています。
構成は1日目、2日目ともに長文2題という構成になります。
説明文・随筆文・物語文から出題され、半分以上が記述式の解答形式になります。55分という試験時間から考えると文章を読むスピードと内容理解の両方が必要になります。また慣用句などが長文の中に出てくるため文章を読む上で語彙などの知識が必要です。
随筆文は、文章内容の難しいものも出題されますが、段落ごとに内容を整理し読み進めていくことで要点を掴めます。記述問題が得点の鍵を握り、100字ほどの長文記述も出題されるため、いかに要点を捉え文章化できるかがポイントになります。日頃から、自分の考えを文章化したり、物語の要約を記述して演習をしておくことと良いです。
大阪星光学院中学校の国語
国語の試験時間は120分、満点は60点、題材となる文章は、エッセー、説明的文章、物語文ときわだった特徴はありませんが、各年度ごとに見ると、文学的文章と説明的または批評的文章をひとつずつという傾向にあります。
文学的文章は、大きくまとめると、受験生とあまり年齢の離れていない人物が登場する作品が選択されています。
年齢が近い作品を出題しやすいと中学校教師が考える類の物はいくつかあるので時間があれば目を通す事をお薦めします。
洛星中学校の国語
国語の試験時間は60分、満点は100点、洛星の国語の特徴は文章が長い事です。
そして、30字から150字以内で説明させたり、まとめさせる問題が必ず入ってきます。
また、選択肢を選ぶ問題でも紛らわしい問題が出される事が特徴です。言葉の問題では、意味を聞く問題が出題され、難易度の高い言葉も出されるので、言葉の意味・イメ-ジなど日頃から確認してください。
神戸女学院中学校の国語
国語の試験時間は50分、満点は120点、出題形式は、長文2題と現代詩および文法・語句知識、漢字の書き取りが良く出題されています。
長文については、物語文が必ず1題出題され、あと1題は随筆文と説明文のいずれかが出題されています。
長字数の記述は少ないものの記述量自体は多く、時間内にすべて解答するためには、読解力と問題を解くスピードが要求されます。
難関校共通の傾向として、内容理解に関する要約問題が多く出題されています。
漢字の書き取りについては、同音異義語や同訓異字など難しい漢字が多く出題されます。
加えて、敬語の知識や熟語の知識なども出題される傾向にあり、漢字語句文法の知識分野の出題も今後は定着しそうです。
清風南海中学校の国語
清風南海中学校・国語は、論説・説明文から1題、小説・物語文から1題、知識問題から2題とオーソドックスな構成となっています。
解答形式は選択肢中心。
記述は4問程度、15〜60字程度で文中の言葉を使ってまとめるものがほとんどで、論説・説明文は主題の読み取り、小説・物語文は登場人物の心情の把握が問われます。
知識問題は慣用句や対義語などの語句の問題と漢字の書き取りが1題ずつ出題されます。
漢字は難易度の高い問題も含まれますので、注意が必要です。
四天王寺中学校の国語
国語の試験時間は120分、満点は60点、平成19年より大問3題の出題形式になり、物語文・随筆文・説明文が各1題となり、問題形式では、選択問題と記述問題がバランスよく出題されています。
長字数の記述こそありませんが、40字程度の記述問題が3題程出題されます。
漢字語句問題や文法問題も数題もりこまれています。漢字の読み書きは、通常5〜6題の出題となります。
須磨学園中学校の国語
例年大問3題構成です。
論説文・説明文が1題、物語文・小説が1題、知識問題が1題になります。
長文は2題とも比較的長めの文章になりますので、文章を読むスピードと正確性が求められています。内容自体は比較的読みやすい内容になっていますので、重要な文章やキーワードをチェックしながら読み進めましょう。
問題は記述形式のものが多いため、対策が必要と言えます。重要なワードを入れて、指定字数の中で構成し表現できるかが鍵になります。知識問題は漢字の読み書きから、熟語、敬語、慣用句、四字熟語など幅広く出題されます。国語の中で得点源になりますので、塾のテキストに載っている様な知識問題はしっかり解けるように対策をしておくと良いです。
高槻中学校の国語
長文が1題出され、それをもとに国語の力が問われる総合問題となっています。
題材は論説・説明文が多く、短文の意味、語句の意味、空欄補充、長文の文章構成・文脈の把握、内容・要旨の読み取り、記述問題、漢字の書き取りなど様々角度から国語の知識を問われます。
特徴的な点は記述問題が15〜60字程度の4、5問出題されることです。
文中の言葉をうまく使い、簡潔にまとめる力が求められます。